熱中症と言えば、「夏に注意」というイメージもありますが、実際は5~6月も注意が必要です。
まだ暑さに慣れていないこの時期は、熱中症リスクが上昇しがちです。
熱中症予防のために重要なのは水分補給!
上手な補給のポイントを、今の時期に頭に入れておきましょう
◎水分が不足するとどうなるの?
体内の水分不足が引き起こすトラブル
5%の水が不足⇒ | 脱水症状や熱中症 |
10%の水が不足⇒ | けいれんや循環不全 |
20%の水が不足⇒ | 死亡の可能性あり |
もともと人間の身体は、約60%が水で出来ていると言われています。
体重50キロの女性の場合、その内30キロが水分です。
たった5%不足するだけで、各種症状が出てきてしまいますから、水分補給は正しい方法で実践し、忘れないようにしましょう。
◎水分補給の5つのポイント
普段何気なく行っている水分補給。
「正しい方法って?」と思ったときには、以下の5つのポイントを意識してみてください。
①1日の水分摂取量は1.2リットルを目安に
②運動や暑さで汗をかいたら、塩分を一緒に補給!
③水分補給は、喉が渇く前にしよう
④水分補給に適した飲み物を選ぼう
⑤飲み物の温度はできれば常温で!
水分摂取のポイントの一つは、摂取する量です。
1日に1.2リットルが目安ですが、これは「1度に大量に飲めば良い」というわけではありません。
人間の身体が1度に吸収できる水分量には限界があります。
ただ「飲む」のではなく、きちんと身体に「吸収する」ために、少量ずつこまめな水分補給を心掛けましょう。
「喉が渇いた!」と感じてからでは遅いので、渇く前に意識して飲むようにすることがオススメです。
◎水分補給に的確なタイミングは?
「喉が渇く前がよくわからないな…」という方は、水分補給に的確なタイミングを、図を見て参考にしてみてくださいね。
・朝起きたあと ・運動前や運動中
・お風呂に入る前、上がったあと
・アルコールを飲む前、飲んだあと
・就寝前
これらのタイミングでコップ1杯ずつ水分補給をすれば、1日1.2リットルの目安もクリアしやすくなります。ぜひ毎日の水分補給を習慣化してみてくださいね。これからやってくる本格的な暑さも、上手な水分補給でしっかり健康に乗り切っていきましょう!
水分補給に適しているのは、水やカフェインが含まれていないお茶など。
運動中や大量の汗をかくときには、塩分も一緒に摂取できるスポーツドリンクだと尚良いでしょう。
5月の暑い日には、冷たいドリンクを一気に飲みたい!と感じることもあるかもしれません。
しかし、冷えた飲み物を一気に流し込むと、胃腸に負担をかけてしまいます。
できるだけ常温を心掛けると、負担も軽減できるはずです。
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すぐらく堂整体院でございます。