私たち人間は、加齢と共にさまざまな変化を体験していきます。
その一つが「筋力の低下」です。
加齢による筋力低下で発生する問題や、予防策などをお伝えします。
ぜひチェックしてみてくださいね!
加齢と共に、以下のようなお悩みを抱えるようになった方はいませんか?
・昔と比べて身体を動かすのが億劫になった
・昔は平気だったことでもすぐに疲れてしまう
・ちょっとしたことでつまずいたり、転んだりすることが増えた
これらの問題は、加齢による筋力低下で発生しているのかもしれません。
加齢が筋肉に与える影響は「質(筋繊維)の低下」より、「量(筋肉量)の低下」が大きいと言われています。
もっとも筋肉量が多いとされる時期、人間の体重の約40%が筋肉となります。
25~30歳でピークを迎え、1年に約1%の割合で低下。
70歳を迎えたときには、ピーク時よりも30%もの筋肉量が低下している可能性があります。
■サルコペニアとは何?
サルコペニアとは、加齢や病気によって、全身の筋力が低下した状態を指します。
サルコ=筋肉とペニア(減少)という2つの言葉を組み合わせて作られたもの。
サルコペニアが進むと、フレイル(虚弱)になる可能性が上昇。要介護状態になるリスクが高まると言われています。
純粋な加齢による筋力低下のことを「一次性サルコペニア」と言い、寝たきりや生活習慣、体調不良等に原因がある場合を「二次性サルコペニア」と言います。
状況に気付き、できるだけ早い段階で進行を食い止める必要がありますね。
■まずはサルコペニアをチェックしてみよう!
自分や身近な人がサルコペニアかどうかをチェックできるのが「指輪っかテスト」です。
簡単に実践できますのでぜひ試してみてください。
1.ふくらはぎの一番太いところを探す
2.その部分を、両手の親指と人差し指で作った輪っかで囲む
3.隙間ができるかどうかをチェックしよう!
- 両手の輪っかでふくらはぎを囲みきれない場合、サルコペニアの可能性は低くなります。
- ふくらはぎと手の間に隙間が生じている場合は、注意が必要です。
- ちょうど囲める場合は、現段階で特別心配はありませんが、今後注意しましょう。
サルコペニアを予防するためには、日々の食事に気を配りましょう。
筋肉を作る上で大切なのは、タンパク質。肉や魚をしっかりと食べることを推奨します。
タンパク質をしっかりと筋肉にするためには、その他の栄養もバランスよく摂取することが大切です。
主食や野菜、果物等も、しっかりと食べるようにしましょう。
運動面で無理をする必要はありませんが、ウォーキングやジョギングは、気分転換の意味でもオススメです。
難しい時には、室内で足踏み運動をしたり、片足でバランスを取ったりするだけでも、効果が期待できますよ!
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すぐらく堂整体院でございます。