私たちにとって「腰痛」は、身近な健康トラブルの一つです。
つい我慢してしまいがちですが、ひどくなると生活の質を低下させてしまう可能性も。
腰痛を引き起こす主な原因や、
腰痛改善のためにできることを紹介します。
■腰痛の原因は?
ミドル・シニア世代が悩まされがちな腰痛トラブル。
「腰が痛くて何もする気が起きない!」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
腰痛の原因はさまざまですが、主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 姿勢の乱れ
- 筋肉の衰え
- 柔軟性の低下
もちろん、「腰や背骨にはっきりとした問題を抱えており、改善のためには手術が必要」というタイプの腰痛もあります。
しかし、ミドル・シニア世代が抱える腰痛トラブルの多くの場合は、原因がはっきりしないタイプです。
乱れた状態の姿勢が定着してしまえば、身体全体を支える腰部への負担は大きくなってしまうでしょう。
また正しい姿勢を保つためには、それなりの筋肉量が必要となります。
加齢と共に筋肉が衰え、姿勢が保てなくなったことによる腰痛も多くみられます。
腰回りには、腹直筋、腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋など、身体を支えるための重要な筋肉が集中しています。
運動不足で衰えていないか、凝り固まって柔軟性が失われていないか、
こまめにチェックしてみましょう。
■簡単ストレッチで腰痛改善を目指そう!
筋肉の衰えや柔軟性の低下が原因の腰痛は、簡単なストレッチで改善できる可能性があります。ぜひ日々の習慣にしてみてください。
★腹直筋ストレッチ
1.仰向けに寝る
2.両膝を立てて、そこに両手を置く
3.ゆっくりと上体を起こし、
そのまま1~2秒キープする
4.ゆっくりと上体を元に戻す
5.3~4の手順を5~10回ほど繰り返す
★脊柱起立筋ストレッチ
1.うつ伏せに寝る
2.両肘を立てて体を支える
3.肘を伸ばして、背中をぐっと
伸ばしたら5秒キープする
4ゆっくりと元の状態に戻す
5.3~4の手順を5回繰り返す
★.腸腰筋ストレッチ
1.足を前後に大きく開く
2.両手を前に出た膝の上に置き、
ぐっと重心を落としていく
3.ゆっくりと元に戻す
4.左右の足を入れ換えて、もう一度行う
痛くなり過ぎない程度に。「イタ気持ちいい」と思えるレベルを意識してみてくださいね。
■腰痛に効果的なツボ3つ
辛い腰痛で悩まされたときには、東洋医学を取り入れてみるのもオススメです。腰痛に良いとされるツボを3つ紹介します。
・腰腿点(ようたいてん)……手の甲の、指と指の間にあるくぼみのツボ
・委中(いちゅう)……膝の裏の中央部分にあるツボ
・太衝(たいしょう)……足の親指と人差し指の間の、骨が接合している部分にあるツボ
腰痛が気になったときは、
中指の腹を使ってぐっと強めに圧迫しましょう。
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