ふくらはぎに突然激痛が走る「こむら返り」。誰にでも起こりうるこむら返りですが、ほんのちょっとした知識で、予防・軽減できる可能性があります!
■こむら返りとは?
こむら返りとは・・・
ふくらはぎの筋肉が異常に収縮すること。収縮によって、筋肉は痙攣します。
強い痛みを伴う症状で、発症シーンを選ばないのが厄介なところです。運動中や就寝中に、突然ふくらはぎがつって焦った!という方も多いのではないでしょうか。
こむら返りの「こむら」とは、ずばりそのまま「ふくらはぎ」を意味する言葉です。しかし実際には、こむら返りが起きるのは、ふくらはぎだけではありません。足のほかの部分に症状が出ることもあれば、胸や指など、さまざまな場所に強い痛みが生じるケースもあるでしょう。ひどい場合には、「全身がこむら返り」というケースもあります。
こむら返りの発生メカニズムは、まだよく解っていませんが、筋肉量が低下する中高年世代や、体内バランスが崩れる妊娠中の女性は、こむら返りになりやすいと言われています。
■こむら返りになりやすいタイミングは?
こむら返りは、いつどんなタイミングでやってくるのかわからないもの。特に多いのは、就寝中や運動中です。ただし中には、水泳中や運転中に、突然発症してしまう可能性も…。状況によっては、命を危険にさらすことにもなりかねませんから、十分に注意する必要があります。
■こむら返りの予防方法3つ
こむら返りは「なりやすい人」と「なりにくい人」がいます。「私はなりやすいかも…」という場合は、こむら返りに良いとされる3つの予防法を実践してみてくださいね。
①ミネラル補給
こむら返りの原因の一つと言われているのが、ミネラルバランスの乱れです。筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズに行うため、重要な役割を担っているのがカルシウムとカリウムです。また、カルシウムとカリウムを働かせるためには、マグネシウムが必要となります。これらのミネラルが不足していると、こむら返りで悩まされやすくなるでしょう。
特に注意したいのが、マグネシウム不足です。海藻類やナッツ類を積極的に摂取しましょう。
②水分補給
就寝中や運動中の予防として、事前にしっかりと水分補給しておきましょう。
夜寝る前には、コップ1杯の水を飲むのがオススメです。
運動中はスポーツドリンクを選びましょう。水分だけではなく、大量の汗で失われがちなミネラル補給にも役立ちますよ。
③筋肉ストレッチ
事前に筋肉をほぐすことでも予防できます。
椅子の上に片足を上げ、そこに体重を乗せるようにして、ぐーっと筋肉を伸ばします。
反対側の足も交代でストレッチします。
就寝中も足元の冷えが気になる方には、特に効果的です。
■こむら返りになってしまったときは?
こむら返りに悩まされる時には、ふくらはぎをゆっくりぐーっと伸ばしていきましょう。足を投げ出して座ったあと、親指を手前に引っ張ったり、壁に手をついてアキレス腱を伸ばす要領で動かしたりすると効いてきます。
どちらも難しい時は、手で優しくマッサージ、もしくは患部を温めるのも効果的ですよ。
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