今回は肘の内側の痛み(いわゆるテニス肘、ゴルフ肘)でお悩みの方へ、
改善の為の3つのエクセサイズをお話します。
肘の内側の痛みに大きく関わる筋肉に、
『回内筋』があります。(水色で表示)
この筋肉が傷つくと、
①肘を内側に捻る動きや曲げる動き
→傷ついて筋肉が使われる。
②外側に捻る動き
→傷ついた筋肉が伸ばされる。
という事でどちらの動きでも痛みが生じる可能性があります。
この症状の対応策としてはまず出来るだけ安静にする事。
仕事で重い物を持ったり、スポーツをハードにやりすぎる事でこの症状が出るので、出来るだけ安静にして、この筋肉を使う場合はエルボーバンドなどを使用して『回内筋』が使われ過ぎない様にしていきます。
その上で、筋肉の質を上げる3STEP、『緩める』『鍛える』『伸ばす』を無理のない範囲で行っていきます。
STEP1回内筋を緩める
①肘から5cm位先の前腕の掌側を親指で抑えます。
②前腕を内側、外側に軽く交互に捻るのを繰り返します。最初は10回位で行います。
STEP2回内筋を鍛える
①鍛えたい方の掌を反対の手で固定します。
②鍛えたい方の前腕を内側に捻るトレーニングを行います。最初は10回位で行います。
STEP3伸ばす
①伸ばしたい方の掌を上に向け、反対の手で下から掴みます。
②前腕を外側に軽く捻り伸ばします。深呼吸しながら30~60秒キープします。
どのSTEPも、痛みが出る様なら無理しないで、心地よく出来る範囲で行ってくださいね。
お電話ありがとうございます、
すぐらく堂整体院でございます。